映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
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ヤング・フランケンシュタイン
2012年10月24日 (水) | 編集 |
ハロウィンには三大モンスターはつきものですが、
今日はメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』をパロディにしちゃった名作コメディ『ヤング・フランケンシュタイン』です。





ヤング・フランケンシュタイン
1974年(アメリカ)
原題:Young Frankenstein
監督:メル・ブルックス
出演:ジーン・ワイルダー、ピーター・ボイル、マーティ・フェルドマンテリー・ガーマデリーン・カーン





脳外科医フレデリックは家督を継ぐため、トランシルバニア城を訪れる。彼はそこで祖父の“怪物”実験記録を発見。自分も墓地から大男の遺体を掘り起こし、ある脳髄を移植する。




フランケンシュタインの孫にあたる医大講師にフレデリックにジーン・ワイルダー
彼は監督のメル・ブルックと共同で脚本も書いてますね。
フレデリックは祖父と血縁であることも隠すほど、その実験に否定的だったのに、
おじいさんの実験ノートを目にするや
自ら死体を蘇らせる実験を実行してしまう。血は争えません。
そしてやっぱりモンスターを生み出し、世間を騒がせるのですが・・

いやぁ、オリジナルの名シーンをパロディにして笑わせつつも
クラシカルな雰囲気そのままに、新しいフランケンシュタインの話に仕上げてる
フランケンが少女と出会うシーンでは、そこに井戸があり、
悲しい結末を予測させておいての あれだもんなぁ(笑)
そんな意外な展開が嬉しくてたまらない。




アブノーマルをアビー・ノーマルさんと間違えちゃうギョロ目のマーティ・フェルドマンや博士の助手役のテリー・ガーなどキャストもいいですね。
鉄の義手を持つ警視などは、『キングピン』や『ヒューゴの不思議な発見』のバロンちゃんの足の元ネタだったのかな。
一番のお気に入りはジーン・ワイルダー扮する博士とフランケンが
ダンスを踊って歌うシーン。フランケンの合いの手も最高で爆笑でした。

オリジナルでは悲しいものだったフランケンの人生を180度転換させ、
叶えることができなかった夢のあれこれを丁寧に叶えてあげるという発想も優しいじゃありませんか。
ジョン・モリスの美しい音楽もしっとりとして、映画の格を上げています。




★★★★☆


      

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ヤング≒アダルト
2011年12月20日 (火) | 編集 |
 
『マイレージ・マイライフ』のジェイソン・ライトマン
『JUNO/ジュノ』の脚本家ディアブロ・コディと再びコンビを組んだ作品です。
ヤング≒アダルト(2011) アメリカ
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:シャーリーズ・セロン/パトリック・ウィルソン/パットン・オズワルト
   エリザベス・リーサー/コレット・ウォルフ
 

ヤングアダルトというのは、チケット売り場の一件で勉強させてもらったけどw
14歳から21歳くらいまでの若者をさすんだそうで
この年代を対象にした小説のジャンルともなってる言葉なんですね。
 
そのヤングアダルト小説を執筆(でもゴースト)してるのが、主人公メイビスで37歳バツイチ。
彼女は朝起き掛けにコークを2リットルペットボトルからラッパ飲みする女
普段の格好もこんな風で、生活もなんだかだらしないのねぇ。
 
そんなメイビスが執筆中のシリーズ終了を告げられむしゃくしゃするある日
新着Eメールの中に、高校時代の元彼の名前を発見する。
なんとそれはベイビーシャワーの招待状。
なんでやねん!
メイビスは元彼とよりを戻すべく、故郷に向かうのだった。
 
 
 
いや、なんでやねん!はこっちの台詞w
っていうお話なんですよ(笑)
 
セロン嬢は田舎町の元学園クィーンで、美貌に自信あり。
元彼(パトリック・ウィルソン)を誘惑して、
二人で新しい人生を築こうと本気で思ってるからたちが悪い。
映画は久々に故郷に戻ったメイビスの奮闘をみせながら
その大人になりきれない大人たるところを描きます。 
 
なんでメイビスはこんな女になっちまったのか というのが次第にわかってきて、そこは切ない。
彼女は今でも当時聴いていた音楽をカセット(!w)で聴いていて、
彼女の中で時間が止まってしまってるんですよね。
 
でもね、大概の映画って、トラウマを抱えた人間の再生を描くじゃない?
ところがこれはちょっと違う。
脚本家コディによると、こんなビッチ、世の中にいるんだよということらしく
監督ジェイソン・ライトマンは、この映画に何のメッセージも込めていないと言ってます(爆)
ただ、メイビスを見て、そのみっともなさの中に自分をみつけてしまうと
この映画はたまらなく愛しいものになるはず。

自分の現実の落ちぶれ具合を自覚しつつも、
故郷ではイケてる自分に羨望の目が集まるに違いないという勝手な思い込み。
でも故郷でさえも自分を客観的に見ることを余儀なくされる

成長とか再生はそう簡単にはできないけど
こうして猫パンチを食らいながら、人は自分に折り合いをつけいくんだと思う。

またしばらくして再見してみたい一本。
 
 

【映画】ユー・キャン・カウント・オン・ミー
2006年05月15日 (月) | 編集 |


2000年(米)
監督: ケネス・ロナーガン
出演: ローラ・リニー / マーク・ラファロ / マシュー・ブロデリック / ロリー・カルキン 
【ストーリー】
サミーは、田舎町で銀行に勤めながら8歳の息子を育てるシングルマザー。子供のころ両親を交通事故で亡くして、家族は弟のテリーだけ。そんなサミーのもとにしばらく音信不通だった弟から連絡が。テリーはガールフレンドとトラブルを起こし、借金をしに帰ってきたのだ。銀行には新たな支店長 ブライアンが転属してきたのだが、とても細かい男でイライラが募るばかりだった…。
しっかりモノの姉をローラ・リニー、ダメダメ弟をマーク・ラファロが演じ、兄弟の絆を温かく描いたファミリー・ドラマ。
仕事に子育てにと頑張るローラ・リニー演じるサミーの奮闘振りが楽しい。

息子役には「サイン」ロリー・カルキン。なんとカルキン5兄弟の末っ子らしい。
けなげな息子を淡々と演じ、幼いながらなかなかの存在感。

また、サミーの上司役として「プロデューサーズ」マシュー・ブロデリック
いつもは優しいトッチャン坊やタイプの彼には珍しく、
なんともキモい上司を演じていてちょっと不気味~。目が笑ってないよー (+_+)

そんな個性的な面々が揃い、作品自体は見ごたえ十分。
働くシングルマザーの悩み、父親がいない子供の寂しさ、兄弟の絆・・・
これらのテーマを決して大げさにではなく、さらりと爽やかに描いているところに好感がもてます。

ローラ・リニーの優しげで爽やか、でも思いっきり普通な雰囲気が作品にピッタリマッチ。
アカデミー主演女優賞ノミネート。各批評家賞では主演女優賞を獲得の評価を得ています。

見ものはラストシーンの姉弟二人の会話。
動きのない会話だけなのに、姉弟の絆の深さがしみじみと伝わってきてこれはもう感動!

タイトル「You can count on me.」は直訳すれば「私を頼りにしてもいいんですよ」
物語の途中まで、これはサミーの言葉なんだろうなと漠然と思っていたんだけど
最後には、これは両方の言葉なんだと実感。
姉サミーもまた弟を頼りにしている。お互いになくてはならない存在。
「そばにいるからね。大丈夫。」そんなメッセージを感じました。

やさしい気持ちになれるいい作品です。
日本ではまだDVD化されてないらしいのでビデオコーナーで探してね。


★★★★☆

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